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喫茶ま・ろんど

TSFというやや特殊なジャンルのお話を書くのを主目的としたブログです。18禁ですのでご注意を。物語は全てフィクションですが、ノンフィクションだったら良いなぁと常に考えております。転載その他の二次利用を希望する方は、メールにてご相談ください。

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ゆでたまっ!二個目 かべのなかにいる2

 冠町のお屋敷というと、心当たりは一つしかない。塀に囲まれたかなりの豪邸で、詳しくは知らないが、有名な心霊スポットだと小耳に挟んだ事がある。
 なんでも、事業に失敗した家主が一家心中をしたとか。その後、何故か屋敷の買い手が見つからず、数年たった今でも取り壊される事無く廃墟としてそびえているらしい。
 ……あいつはそんなところで何をしているんだ。


「廃墟プレイ……」
 一番あり得そうな言葉だったが、その内容は全く想像できない。
 というか、こんな事を呟いてしまう自分が悲しくてたまらなくなった。


 二メートル近い高さのある塀に沿って歩くと、視線の先に明らかに不自然なものが飛び込んできた。
 ところどころにひびが入り、ツタが表面を這ういかにもな塀。その塀の地面近くから、女の下半身が生えている。
「………………まさか」
 なんとなく忍び足でその下半身に歩を進めた。
 ……何か珍妙な独り言が聞こえる。
「……ヒンニューム! ペータ! チーサ! ツルド! ムニュー! 五人揃って……無乳特戦隊! ……なんちゃって」
 間違いない。馬鹿だ。もとい彰だ。
「む、ムニュー様! なんですか、その胸は!」
 続けるのか。そのネタ……。
「ふ、膨らんでいるじゃあないですか! ま、まさか……パッドを! ぎ……偽乳だ! そんなのムニュー様じゃない! これじゃあ、ムニュー特戦隊じゃなくて、ギニ」
 やめぃ!
「あふん!?」
 色々な意味で危なかった……。
「こ、このお尻に伝わる靴の感触……。来てくれたんだね、耕也!」
 なんでコイツは靴の感触で人間を判別できるのだろうか。踏んだ記憶は一度もないのだが。
「耕也の靴をこっそり借りて、来るべき日のために予行練習をしておいて良かった。おかげですぐに分かったよ」
 オーケイ。謎は解けた。そしてどうやら新たな謎が発生したようだ。
「……いや、待てよ……。耕也の靴を盗んだ誰かという可能性も……。という事は……ライバル!?」
 安心しろ。お前ほど特別な奴はこの世にオンリーワンだ。
「分からない……くそぉ、さっき踏まれた時もっと気を付けていれば……」
 気を付けていれば確信できたのだろうか。
 ……ちょっとだけ興味が出てきた。えいっ。
「あふん! 耕也だ!」
 コイツ、本当に分かりやがった。
「おう。耕也君だぞ。なーにをしとるんだ、お前は」
「そ、その前に、もう五回くらい踏んでもらっても良い?」
 えい。五回分の一撃。
「ぐえっ!」
 ぬ。何かヤバい声がしたような。まぁ、こいつなら大丈夫だろう。
「さて、そんな訳で何をしているんだ?」
「抜けないんだ。今度は僕がゆで卵になっちゃったよ。はっはっはっ」
 はっはっはっ。最高に面白いギャグだね。でも、俺が聞きたいのはそこじゃあないんだ。もう少し手前から説明を頼むよ、彰君。
「手前? ええっとね、穴があったら突っ込みたい。って言うじゃない」
「オッケイ。質問した俺がバカだということだけが良く分かった」
「耕也はバカなんかじゃないよぅ?」
 そうだな。バカはお前の方だ。それは分かってるから安心してくれ。
「ともかくさ、この穴をくぐろうとしたら、前にも後ろにも出れなくなっちゃったんだよ。どうにか出来ないかな?」
 ……今、ささやかな奇跡が起きた。彰の方から話を進展させるという。
 しかしそれは逆に言えば、コイツに余裕がないという事ではなかろうか。
「耕也?」
「ん? あ、あぁ。すまん。ちょっと放心してた。何とかすれば良いんだな? 取り合えず引っ張ってみるぞ」
 よっと。……こうやって女の両足首をつかむって言うのもなんかやらしいな。目の前にあるのが下半身と壁じゃなければ、だが。
「あ、こ、耕也、ちょっと……!」
 ん?
「そ、そんな足開かれると……ぱ、パンツが見えちゃう……」
 え?
「恥ずかしいから……み、見ないでよね?」
 幻聴か? 今、有り得ない言葉を聞いた気がするが。
「そんな……そんなただの白パンツなんか、恥ずかしくて耕也に見せられないよ! なんで今日に限ってそんな普通のパンツを」
 せーの……っせ!
「痛い痛い! 本気でちぎれる! 二人になっちゃうぅ!!」
 お前はプラナリアか。
 ………………あり得るな。
『耕也―、見てー。今日はTバックなんだよー☆』
『ふふーん、履いている事自体が愚かと言わざるを得ないね。僕なんかノーパンだもんね☆』
『ちっちっちっ、分かってないなぁ。身に着けているからこそエロい。基本でしょー』
『違うね! スカートの下はノーパンというギャップが最高なんだよ!』
『こうなったら、耕也に選んでもらうしかないね』
『ふふ、偶然だね。僕も同意見だよ』
『『さぁ、耕也! 君の琴線に触れた方に今すぐそのそそり立った肉棒を!』』
 ………………恐ろしい想像をしてしまった。これは、首を伸ばす話は無しだな。万が一にでもちぎれたらとんでもない事になる。無念だ。
「っかしいなぁ、なんで抜けないんだ。入ったんだから抜けない筈がないと思うんだが……」
「そうだよねぇ。膣痙攣じゃあるまいしさ」
「……全くだ。何か変な風に引っ掛かってるんじゃないのか?」
「え? スルー? それはちょっと寂しいよ?」
 それが目的だからな。これで少しはマシになるだろうか。
「あ、でも、そう言うのも放置プレイっぽくてゾクゾクずるかも……」
 ……と一瞬でも思った自分が情けない。
「ゾクゾクするのは勝手だが、少しはそこから抜け出す努力をしてくれ」
「うーん、そう言われても、自力でどうしようもないから耕也を呼んだんだしなぁ……」
 確かに、壁で擦れて汚れた制服を見る限り、結構な努力をしたのが見てとれる。
「それで、さ……。その……ちょっと急いでほしい事情が……」
「ん? どうした?」
 そういえば、少し前から妙にもぞもぞと体をひねっていた気がする。それと関係しているのだろうか。
「いや、あの、その、おしっこが……だから……」
 なんと。それは確かに緊急事態だ。
「そ、そうか、それじゃあ、早くなんとか」
「飲んで」
 恐らくそれは、俺のこれまでの人生の中でもっとも美しい一撃だったのではなかろうか。壁から生えている尻に対しての華麗なシュートは、確実に彰の腰を一層めり込ませる事に貢献した。
「はぅん!? ち、ちょっと漏れたかも……」
 安心しろ、下着は濡れてない。
「そうだよね、耕也は飲むより飲ませる方が趣味なんだよね」
 もう少しめり込ませた方が良いか?
「ストップ! 次は本気で漏れます! 許して下さい!」
 ゆっくりと振りかぶったのだが、危機を察したらしく、壁向こうから懇願の声が聞こえてきた。尻に目でも付いているんだろうか。
「流石に僕も、そんな人外じゃないよー?」
 ……心の目はあるらしい。というか、自分の発言がどういう結果を引き起こすか自覚があるって事なんだろうな。
「で? あと何分くらい我慢できそうなんだ」
「うぅ……五分は無理かも……」
 むぅ。そこまでヤバいのか。
「こ、耕也……僕のカバン、そこにあるでしょ?」
 ん? 言われてみれば壁に立てかけてあるが。
「その中に……あるからそれで……」
 カバンの中……? えーっと、教科書、弁当箱、蜂蜜、……紙おむつ?
 頭痛が痛くなってきた……。
「……彰、色々と疑問は尽きないのだが、何故鞄の中に紙おむつが入っているんだ?」
「え? それは学校で」
「オッケー。もう充分だ」
 しょっぱなから紙おむつとは相容れぬ単語が出やがった。
「僕も、よもやこんな形で役に立つとは思わなかったよ。不幸中の幸いとはこの事だね」
 そうか、これはお前にとっては「幸い」なんだな。俺には高尚過ぎて良く分からんが。
「ともかく、これを履かせれば良いんだな?」
「流石耕也、分かってるぅ☆」
 ……余裕ありそうだなぁ。

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