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喫茶ま・ろんど

TSFというやや特殊なジャンルのお話を書くのを主目的としたブログです。18禁ですのでご注意を。物語は全てフィクションですが、ノンフィクションだったら良いなぁと常に考えております。転載その他の二次利用を希望する方は、メールにてご相談ください。

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ゆでたまっ!ミニ その1

「沖縄と言ったらちんこすうだよね」
 こいつ、人の家に来ての第一声でしょっぱなから大暴投かましやがった。
 しかし焦るな俺。落ち着け俺。
 普段ならばここで拳の一つも飛んでいるところだが、落ち着くんだ。
 そう、冷静に、大人の対応って奴を心がけるんだ。
 こう、深呼吸をしてから、出来るだけ穏便な雰囲気を崩さないように。
「おいおい、彰。間違えたらダメだぜ。それを言うならちんすこうだろう」
「無限に広がっているかと錯覚するようなマリンブルーの海。そんな海と鏡写しになっているのかと見紛う青い空。南国ならではの突き刺すような日差しと柔らかな潮風。そんな中、木陰で真っ裸になってチンチンくわえるチンコ吸うは本当に最高だね」
「言い間違いじゃなかった! この脳内パンパカパンツが!」
「……耕也、そういう時節ネタは年月と共に風化するから避けた方が良いよ。いや、むしろそのネタに関しては正直すでにかなり……」
「そんなことはどうでも良いわ! ちょっと一言だけ先に言わせてくれ。お前最悪だな!」
「やっほう。耕也に最悪って言われた」
 何で嬉しそうなんだよ……。
 ……は、しまった。あれほど怒らないと言ったのに、そっこうキレてしまった。
 落ち着け俺。平常心、平常心。深呼吸。深呼吸。
 まだ殴ってないからセーフだ。大丈夫。まだ取り返せる。
「そしてチンコ吸うを充分に堪能したところで、耕也が僕にこう言うんだ」
 す、と彰が視線を遠くに伸ばす。
「さあ、お前のマン○ースに俺のハブがお邪魔するぜ。果たしてどっちが勝つかな」
 よし、蹴るなら良いかな。ていっ。
「おぐっ、ローキックは地味に痛いねっ」
 割と余裕あるな……。まあ、手加減はしてるけども。
 最近ちょっと自分の暴力性を反省すべく、彰がなにしても暴力を行使しないと決めていたのだがなぁ。
 ついつい忘れがちだが、一応彰は、見た目だけは、曲がりなりにも、いわゆる、女子、……的なもの。……と表現しうることが可能な存在なわけだ。
 いや別に、女は殴ってはいけないとか、男なら殴って良いとかそういう話ではない。
 確かに感情的に女子風の塊に危害を加えるという行為に心理的な抵抗があることは否定しない。
 しないが、それ以上に女子としての外見的要素だけは満たしている彰と俺との間には、どうしても、体格腕力の面で大きな差が存在するのだ。
 はっきり言うと、俺は、彰に全力で殴られても痛くない。
 全く力を入れていない腹筋を殴られても、ちょっと苦しいだけで痣も出来ない。
 首を全力で絞められても、多少息苦しいが問題なく呼吸が出来る(なぜそのようなシチュエーションが発生したかは黙秘する)。
 鼻を思い切り殴られたら鼻血ぐらいはでるかもしれないが、逆に言うと、それが彰の精一杯ということだ。
 それが、立場が逆になると全く違ってくる。
 加減したつもりでも、彰は想像以上に吹っ飛びダメージを受ける(何故か大抵は三十秒程度で全快するが)。
 間違えて本気で殴った日には、ちょっと言葉で表現するのもためらわれるような事態になる(何故か三十秒程度で全快するが)。
 そんなわけで、早い話が、アンフェアだと思った。という話だ。
 殴っていいのは殴られる覚悟がある奴だけだ。
 ……というのとはちょっと違うか。
 しかし、まあ、おおむねそういう訳だ。俺にだって、彰に対してだって、罪悪感が沸かない訳ではないという話だ。
「あ、耕也、耕也。今すごい発見した! 『チンコ吸う?』『チンコ吸う!』ほら、こうすると、ち、ん、こ、す、う、だけで会話が成立する!  凄いよ! 世の中がチンコ吸うでいっぱいだ!」
 ……まあ、関節技なら殴るうちに入らないか。
「ちょ! そこはダメ! 人間の体はそんな曲がり方しな……!」
 三十秒待機。
 ………………。
 よし。
「まったく。ひどいめにあったよ。全く。僕じゃなかったら事件ものだよ?」
「お前の存在自体が事件ものだけどな」
 何故か三十秒程度で全快した彰が頬を膨らませる。
 いや、まあ、分かってはいるんだ。
 殴らないという誓いを守っているように言いながら、実のところは全く守れていないという現状に。
 しかし、だ。
「あー。吸いたいなあ。チンコ、吸いたいなあ。無性にチンコ吸うしたいなあ。どこか近くにちょうどいいチンコは無いかなあ」
 こちらを横目に見ながら呟く彰を前に何をどうやって我慢すればいいのか。
「ないかなあー。なんか近くにありそうな気がするんだけどなあー。丁度いい感じのチンコがー」
 こっちを見るな。
「おお、そういえば丁度今ここに耕也が居たんだ。というわけで、さあ、耕也の股間のゴーヤーで僕の股間をチャンプルーしておくれ」
 お前はそろそろ沖縄県民に何をされても文句が言えない立場に陥っている。
 ていうか吸いたいんじゃなかったのか。吸わせないけど。
「ああ! 耕也、駄目! それは僕のサーターアンダーギーだよぉ! あ……でもやめないで……!」
「ごめん、何かお前の妄想がはじけ飛んでいることだけは分かるんだが、全くその内容を把握できない」
「良いじゃないか彰、ほら、お前のここ、すっかり泡盛が海ブドウしてるぞ。ああ、耕也ぁ……」
 どうしよう。正直ちょっと怖い。
 トリップしている今のうちに捨ててくるかそれともここに置いて俺が一晩ネカフェ辺りで過ごすべきか。
 とりあえず……背負い投げ。
「げうぇっ」
 投げた後、敢えて体重を掛けるのがポイントな。
 ふう、気を失ったか。ようやく静かになった。
 今は隣の部屋にちょっと性質のよろしくない人が引っ越してきているからな。あまり騒いで怒られたら非常に面倒くさい。
 ……こうして黙って寝てれば、見た目だけは可愛いと思うんだがなぁ。、性格だってエロ方面を抑えてさえくれれば……。
 まあ、面と向かっては言えないけどな。調子づいてどんな暴走をするか分かったものじゃないし。
 とりあえず、今日のところは誓い通り殴りはしなかった、ということで良しとしておこう。
 手段にこだわるあまり目的を見失っている気がしないでもないが。
「……ううん」
 ん、寝言か?
「そう……いえば……沖縄の名産……フルーツは……マンゴー……だった……こんな……あからさまな……果物をネタに……し忘れる……なんて……僕としたことが……」
 寝言……か……?
「マンゴーを……僕の……僕のマンゴーを……ぐう……」
 ……これ以上寝言が続くなら、ガムテープが必要だな。
「………………こうや……」
「ん?」
「好き……」
 ……まあ、寝言は声が小さいからよしにしとくか。
 はあ、いつも通りの一日だったなあ。
 ちと、いつもより暑い気がしないでもないが。

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