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喫茶ま・ろんど

TSFというやや特殊なジャンルのお話を書くのを主目的としたブログです。18禁ですのでご注意を。物語は全てフィクションですが、ノンフィクションだったら良いなぁと常に考えております。転載その他の二次利用を希望する方は、メールにてご相談ください。

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触手巫女参る!2

 引っ張り倒されたときに打ち付けた尻に痛みを覚える。しかし入鹿にはその尻をさする余裕すらなかった。
「オーケー、相棒。まずは話し合おうぜ」
両足を絡め取られ大きく足が開かれた状態で、訳の分からない事を話す。
 果たしてこの化け物に言葉が通じるのかどうか疑問といったところだが、このままでは確実に童貞より先に処女を散らしてしまう。何としてもそれだけは阻止しなければならないという思いが入鹿の心中に存在した。
 人並みの助平心があるのか、両足に絡んだ触手は、それぞれが反対方向に足を引っ張り、入鹿の足をもっと大きく開かせようとしていた。
 巫女装束を身にまとっているとはいえ、そのようなポーズをさせられること自体が恥ずかしい入鹿は、必死に足に力を込めて、体育座りのような格好でこらえつつ、左の手を伸ばして股間を隠すようなそぶりを見せた。
「なぁ、ほら。こういうのって段階とか必要じゃん? 最初はお互いの事を知るためにトークから始まったり。最初のデートでは手を握るだけだったり」
 本音では、トークはもちろん手を握るのもゴメンだと思っていた入鹿は、何とかしてやり過ごすべく、必死に口八丁を並べ立てた。
「あ、ほら、なんだったら手でやってあげるから。な、それで今日のとこは勘弁してくれよ」
「ぐぅるるぅぅう……」
 奥の闇から聞こえる、とても相槌とは思えない呻きに、入鹿は絶望的な気分になっていた。
 いい歳をした男だというのに、目の端には涙を溜め、力を入れるのが限界に近付いていた足はプルプルと震えながら、ゆっくりとその角度を広げていった。
「あ、だめ……も……げんか……」
 限界に達した体の緊張を緩めた瞬間、入鹿の足は一気に開かれた。と同時に勢いよく体を引っ張られ、入鹿の体は地面との摩擦でずりずりと音を立てながら闇の中に引きずり込まれていった。
 闇の中とはいえ、数瞬前よりその生物に近付いた入鹿は、よりはっきりと「御触手様」をはっきりと確認する事が出来た。
 何百本とある触手の奥に見える、象ほどもある巨大な丸い塊。その表面に二つの切れ目がうっすらと見えた。
 やがて下の切れ目が、ゴムが伸びるかのように広がった。
「ぐるぅぅぅぅぅ」
 呻きと同時に入鹿の元に生臭く温度のある風が届いた。
「あぁ、そこが口なのか……じゃあ、上の切れ目は目かい? け、結構可愛い顔してるじゃん」
 粘膜の擦れ合うグチャリグチャリとした音を先程よりも身近で聞きながら、入鹿は何とかして御触手様のご機嫌を取ろうと必死だった。
 しかし――いやむしろ案の定、そんな言葉が通じる筈も無く、触手の何本かが入鹿の股間へと伸びてきた。
「うわっ! や、やめ!」
 入鹿は慌てて両方の手を足の間に伸ばし、左右に振って追い払おうとするが、触手はまるで意に介する事無く股間に近付いていった。
 入鹿は覚悟を決めて、気持ちの悪さをこらえながら一番股間に近付いていた触手を右の手で掴み取った。しかし表面の粘液にヌルリと滑ってしまい、全く触手の進行を止める役には立たなかった。
「ひぃ!」
 粘液の感触に気を取られて小さく悲鳴を上げた瞬間、入鹿の右手首が別の触手に絡め取られた。
「あ!? ち、ちょ!」
 入鹿は、慌てて左手を伸ばす。その左手は当然のように右手を助ける事は出来ず、更に別の触手に絡め取られてしまった。
 あれ程表面にぬめりがあるというのに、何故両手足に絡んだ触手は食い込んだまま振りほどけないのか。そんな事を疑問に思いながら、完全に両手足を封じられた入鹿は、最早なすすべがない事を悟り一層深い絶望に身を包んだ。
 そんな絶望など御触手様にはどうでも良い事なのだろう。左右の腕を絡め捕った触手は、まるでヘビが獲物を締め付けるかのように巻き付きながら、手首から肘。肘から肩へとその先端をゆっくりと侵攻させていった。もっとも、肘から先は白装束の内側に隠れているため、入鹿はその体に伝わる触手の感触でしか、触手が侵攻していく様子を感じ取れずにいたが。
 やがて、ここまで拘束すれば抵抗が不可能だと確信したのだろうか。触手は肩に辿り着いたところで侵攻を止め、次の段階へと行動を移した。
 入鹿が、腕に巻き付いている触手の動きた止まった事に気付いた直後、今度は右の足に巻き付いていた、ニシキヘビ程もありそうな特別太い触手がゆっくりと侵攻を始めた。
「くそ……! この……!」
 その動きの意味する事を悟った入鹿は、あらん限りの力で体をよじってみせたが、ここまでしっかりと拘束されている状態では、何の効果もある筈が無かった。
 触手は腕の時と同じように足に巻き付きながら、ゆっくりと袴の隙間にその先端を伸ばしていった。
 そして、やはり腕の時と同じように、決して侵攻を止める事無く、徐々に足の付け根へと近づいて行った。
 しかしそこからが腕の時と違った。
 足の付け根まで辿り着いた触手はそれでも動きを止めずに入鹿の股間へと狙いを定めたのだ。
「ひぃっ……!」
 男であった頃には感じた事の無い、妙に怖気が立つようなこそばゆさに入鹿は身震いをした。
 そこで初めて、自分が下着を履かされていない事に気がついたが、そんなどうでも良い事を考えている間に、触手はあっさりと入鹿の体内へと侵入してきた。
「や……ぁ!」
 触手自身が粘液に覆われているためか、愛撫も何もされていないというのに痛みは一切なく、入鹿の股間はただグチュリと小さな音だけを立てて触手を受け入れた。
 それは本当にあっさりとしたもので、袴の裾から下に見えている太さが嘘のようにすら感じられた。
「ひぎ……!」
 得体のしれない存在に得体のしれない場所を刺激され、入鹿の背筋に寒気が伝わる。それは射精をした時の快楽にも似たものだったが、気持ちの良さは何故か一切感じられなかった。
 入鹿は、その状態から触手が前後に動くのだろうと思っていた。何とかそれに耐えようと歯を食いしばったが、触手の動きは入鹿の予想と大きく外れた。
 入鹿の体内のどこにそんなスペースがあるのか。触手は動きを止める事無く入鹿の体内に侵攻を続け、三メートル以上あった筈のその身の半分近くを飲み込ませていた。
「ぐ……ぁ! 苦……し!」
 実際に触手が体の中に入り込んだ証拠に、入鹿の腹はまるで妊娠したかのように膨らんでいた。入鹿の腹を内側から圧迫しつつ自在にうごめき刺激を与えてくるその触手に、入鹿はひたすらに気持ち悪さだけを感じていた。
 不意に、体の中の触手が動きを止めた。何が起こるのかと思う間もなく、体内に、やけどをするのではないかと感じる程の熱の塊が放出された。
 入鹿ははじめ、それが何なのか分からなかったが、股間と触手の隙間からゴポリと液体が溢れてくる音を聞き、自分の中に精液を吐き出されたのだという事を理解した。
「お……終わ……た」
 ズルリズルリと音を立てて股間から出ていく触手の動きを感じながら、入鹿は安堵のため息を漏らした。
 やがて、ひときわ大きくズルンという音が立ち、股間の異物感が無くなった時、入鹿は、再び絶望することになった。
 両手足に絡まる触手は、未だにその拘束を緩めず、それどころかますます締め付けて来たのだ。
 どうしたのかと戸惑っている入鹿の前に、先程体内に侵入した物とは別の、同じくらいに太い触手が姿を現し、再び袴の隙間に入り込んで来た。
「な……っ!? くそ! この、離せ!」
 先程までの気持ち悪さを思い出し、入鹿は今まで以上に激しく抵抗したが、触手はいともあっさり袴の裾にその先端を潜り込ませた。
「おー。もう放出させたのですか。イルカちゃんは優秀なのですねぇ」
 状況にそぐわない能天気な声に、入鹿は天井を見上げた。先程イワナが居た鉄格子の向こうに目をやると、そこには満面の笑顔を浮かべたヤマメの姿があった。
「様子を見に来ましたのですよー。順調そうなので安心しましたのです」
「ち、ちょっと、お前! これ、もう終わったんじゃないのかよ!? いつまで続くんだよ!」
「……ヤマメちゃんは阿蘇ヤマメちゃんなので、お前ちゃんじゃないのです」
 頬を膨らませて不満を呟くヤマメの姿は、状況が状況なら可愛いなぁ、と頬笑みを返せたかもしれない。が、今は確実にそんな状況ではない。こうしている間にも、既に触手は膝のあたりまで登ってきているのだ。
「あぁ、悪かった! おい、ヤマメ! これはいつ終わるんだよ!」
「拘束五時間のおしごとなので、あと四時間四十五分ぐらいなのですよー。このちょうしなら残業はなくてだいじょぶそうなので安心してくださいね」
「よじ……!?」
 絶望的な数字にめまいを覚える。
「十五分で一回できたなら、ぜんぶで三十回お薬が出せるのですね。ヤマメちゃんは計算も得意なのですよ、ふふん」
 得意げなヤマメの事など、今の入鹿にはどうでも良い事だ。それよりも、今の苦しみを正しくは合計二十回も繰り返さなくてはならないという事実に、入鹿はただ愕然とした。
「な、なぁ! もう少し何とかならないのか!?」
「なんとかですか?」
「そうだ! せめて、その、もう少し短く……!」
 正直入鹿は、ヤマメが何とかしてくれるなどとは全く思っていない。ただ、すがれるものがヤマメしかいないから言ってみただけだった。
 しかし。
「早めにおわらせたいのですか?」
「そう! そう! 早めに! 出来るのか!?」
「うーん、できますけど、良いのですか?」
「良い! 良いから頼む! なんとかしてくれ!」
 太ももの半分辺りまで伝ってきている触手の感触に焦りを覚えながら、入鹿はこの場の唯一の希望に祈りを託した。
「分かりましたぁ。それじゃあ、御触手様。どうぞこのお薬をお飲み下さい」
 そう言うと、ヤマメは服の袂から小さな包みを取り出し、御触手様に向かって放り投げた。
 すると、それまで何を言っても聞かなかった触手の動きが、驚くほどあっさりと止まったのである。
「お、おぉ……。止まった……。た、助かった……」
 入鹿が安心したのも束の間。目の前の御触手様に明らかな異変を感じ、入鹿は再び心を曇らせた。
 御触手様の呼吸は、先程までのゆったりとした物ではなく、明らかに荒さを増していたのだ。そう、まるで極度に興奮している動物のように。
「な、なぁ、これ、大丈夫……なんだよな?」
「んー。分からないのですよ。ヤマメちゃんは頼まれたからそうしただけなのです」
 入鹿はここに来てようやく、自分の望みとヤマメの行動がかみ合ってない事に気が付いた。と同時に、神社に来た時のヤマメの占いの内容が頭をよぎり、嫌な予感を一層膨らませた。

「安易な道は選ばぬよう。楽を望めば破滅に行き着く」

 安易な道――。早く終わる事を願い、ヤマメに頼んだ事。
「イルカちゃんはすごいのですねぇ。仕事熱心でえらいのです。壊れないように頑張って下さいなのですよ」
 ヤマメに頼む事で、破滅に行き着くという予言。
「こ、壊れ!? どういう意味だよ!?」
 破滅。それはつまり。
「そのままの意味なのですよ。早く仕事が終わるよう、御触手様に精力剤を差し上げたのです。これで御触手様の元気が出るので、二時間くらいで終わるはずなのですよ」
 御触手様からの責め苦が一層激しさを増すという事。
「ひぐっ!」
 入鹿の体がビクンと跳ねた。ヤマメに意識を向けている隙に、侵攻を止めていた筈の触手が再び太ももを這い登り始めたのだ。
「ちょ! 冗談だろ!? 何とかしてくれよ!」
「なんとかですか? ヤマメちゃんは何もできないのですよ。あ、でも、占いをしてあげれば道を指し示す事は出来ますが」
 占い。あの時忠告をしてくれた占いだ。
「頼む! やってくれ!」
「えー、でもー。一日に二回の占いはとっても疲れるんですよぉ」
「お願いします! ヤマメさん!」
「うーん……。実はヤマメちゃんは、今ちょっと欲しい物があるのですけど、イワナちゃんに駄目と言われているのです」
 突然の話に、入鹿は何の事か理解できなかった。
「イルカちゃんがもしプレゼントしてくれると言うのなら、ヤマメちゃんはがんばるのですよ」
 その打算的な発言に入鹿は少なからず怒りを覚えたが、今はそんな事を言っている場合では無かった。既に触手は股間の数センチ手前まで来ているのだ。
「分かった! 買う! 何でも買ってやるから頼む!」
「わぁい。やったのです。これで猿の干し首コレクションが増えるのですね」
 そう言うとヤマメは背筋を伸ばして祝詞を唱えだした。
「かしこみかしこみ。かしこみかしこみ。コンビニ据え置きこぴー機は、あなたのものじゃあないのです。じゅっぷん過ぎても使うなら、百篇轢いてもまだ死なさん。はい、出ました!」
「早く! 早くどうすればいいのか……!」
「手遅れ」
 実に簡潔な一言だった。
「……ふざけるなぁー! むぐぉ!?」
 怒りに叫びをあげた入鹿だったが、それこそ迂闊な行為だった。その大口を新たな穴と見て取った御触手様は、素早く別の触手を突っ込んできたのだ。
 それと同時に、ついに股間に辿り着いたもう一つの触手が、再び入鹿の体内へと侵入してきた。
 その動きは先程のゆっくりとしたものではなく、まさに蹂躙という言葉が似合う激しさだった。
 しかもそれだけでは終わらない。反対側の袴の裾からもう一本の触手が伝い登って来たのだ。入鹿は朦朧とし始めた頭で、今体内を刺激している触手が、精を吐き出した瞬間に入れ替わるのだろうかと推察したが、それは全くの見当違いだった。
 触手は使われていないもう一つの穴へ、つまり後ろの穴に狙いを定めて、やはり遠慮なくその先端を突き入れてきた。
「あ……! が……! は……!」
 その刺激に入鹿は、言葉が出ないどころか呼吸まで止まる。もっとも、喉の奥まで触手に塞がれているのだから、どちらにせよ呼吸など不可能なのだが。
「あ……が……はふ……へ……」
 助けて、と言おうとしても当然言葉になどならない。
「あらら。ちょっとお薬が効きすぎましたかねぇ。大変そうです」
 ちっとも大変そうな様子を伝えてこないヤマメの言い方に、余裕があれば文句を言いたいところだ。
「でもまぁ、大変なのはヤマメちゃんじゃ無いので大丈夫なのです。それじゃあ、頑張ってくださいねー」
 その言葉を最後に、鉄格子の向こうからヤマメの姿が完全に消えた。
 直後、窒息寸前の入鹿の腹に、再び精液の熱い感触が伝わってきた。喉の触手のドクドクと脈打つ感触から、自分が今胃の中に精液を吐き出されているのだと理解し、入鹿は吐き気を催した。
 やがて触手の脈動が収まると、ズルリと音を立てて勢いよく喉から触手が引き抜かれた。入鹿の喉にはほのかに苦みが残り、それが、触手の先端に絡んでいた胃液の物だと理解するのに時間はかからなかった。
「うげ……ぇ」
 ようやく呼吸が戻った入鹿は、胃の中の粘液を吐き出したくて仕方がなかったが、迂闊に大口を開けるとまた別の触手を突っ込まれるかも知れないという思いがあり、口を大きく開く事が出来ずにいた。
 それになにより、今も休むことなく股間を責め立てている触手の刺激を前にしては、そのような事をする余裕などある筈も無かった。
 認めたくは無かったが、何度も体内に侵入されている間に体が慣れてきてしまったのか。これ以上は絶対に入らないと思える触手が、それでも止まらずにゆっくりと入り込むその刺激が、最初は単なる苦痛だったはずなのに、今は一ミリ体に入り込むたびに認めたくない快楽を伝え始めていた。
「ひぐ……っ。くふ……っ!」
 そして、それが御触手様に伝わったのだろうか。御触手様は、未だ入鹿に触れる事が出来ずにいた数十本の触手のほとんどを、服のあらゆる隙間へと潜り込ませてきた。
 それまでは、ただ精液を吐き出すための動きしかしてこなかった触手が、今度は入鹿を喜ばせるために全身を這う。
 その一本一本は、直径一センチにも満たない小さなものだったが、ある触手は脇をくすぐるように優しく滑り、またある触手は乳首に絡みついて引っ張るような動きを見せ、まるで女の悦ばせ方を知っているとしか思えない、的確な行動だった。
「くぁ……。これ……止め……はふ……っ!」
 快楽を受け入れたくない入鹿は、どうにかして触手の責めから逃れようと身をよじるが、いかんせん触手の数が多すぎる。右に体をひねれば左から。左にかわせば右から。あっという間に全身の性感帯を押さえ込まれ、入鹿は絶妙な刺激に身を落とされた。
「うぁ! そこダメ! 止めろぉ!」
 ひと際細い――それこそ、指でつまんだだけで千切れてしまいそうな――触手が三本、クリトリスへと絡みついてきた。それまでとは一線を画す強烈な刺激に、入鹿は今までで一番に体を跳ねさせる。
 それは、触手から逃れたくて暴れているのではなく、刺激に対する反射的な行動だった。激しすぎる快楽は、痛みと誤解する程に強く、それは、男であった頃には想像もできないような激しさだった。
 そこから、考える間もなく快楽の波に押し切られ、入鹿の頭の中は真っ白になった。それが女の「イク」という感覚だと理解出来なかったのは、冷静にものを考えられる状態ではなかったためだ。
 入鹿がイった際、股間が特別強く締まったためか、入鹿の前後の穴を塞いでいる二本の触手は、殆ど同時に精を吐き出した。
 触手が抜け出たのとほぼ同時に、水音を立てながら、いまだ入鹿の体温よりも熱い粘りのある精液が尻の穴から溢れ落ちた。
 既に息絶え絶えの入鹿は、先程の経験から、どうせこれで終わりじゃなあいんだろうなと考えた。そしてその予想通り、再び別の触手が入鹿の足元から入り込んできた。
 イってしまい全身の力が抜けてしまったため、入鹿にはすでに抵抗する気力はなくなっていた。そして、イった際の強烈な感覚に少なからず心奪われた入鹿は、どうせならこの、女としての快楽を思い切り楽しんでやろう、という気持ちに――。
「なれるかー! なんでこんなグチャグチャのウネウネに女の悦びを教わらないかんのだ! どうせなら超絶イケメンかレズビアンのお姉さまに教わりたいわぁ!」
 しかし、意外な事に触手は三度目の蹂躙を開始しなかった。足元から入り込んだ触手は、入鹿に挿入する事無く、ひざ下辺りまでを締め付けたまま侵攻を止めたのだ。
「な、なんだ……? もしかして……満足、したのか?」
「ぐるおぅうぅぅうぅ」
 入鹿への返事なのか、御触手様は一つ、小さく唸りを上げる。
「よ、良かった……。それじゃあ、そろそろ離してくれぅお!?」
 不意に引っ張られる感覚に入鹿が驚きの声を上げる。全身を束縛した触手が、御触手様に向かって入鹿の体を引き寄せ始めたのだ。
「ち、ちょっと、何考えてるんだよ、おい」
 ずるずると御触手様に引き寄せられるのに従い、御触手様の口らしき部分がゆっくりと開き始める。
「ま、まさか……!」
 嫌な予感に身を震わせ、何とかそれから逃れようと入鹿は全身に力を入れる。そして、不幸な事に入鹿の予想は的中していた。
「性欲の次は食よ――」
 入鹿が言い切る前に、入鹿の上半身が温かい弾力に包まれた。それとほぼ同時に入鹿の視界は完全な闇に包まれ、両手を束縛していた触手が解かれた。
 入鹿は自由になった手を必死に暴れさせ、抵抗を試みる。しかし、どれだけ振り回し、殴りつけようとしても、ぬめりと弾力のある温かい皮膚の前には無力だった。
 やがて、足の拘束がほどけた事が感触でのみ伝わってきた。それを機に、まだ御触手様に飲み込まれていない足をこれでもかという程にばたつかせる。
 時折どれか触手に触れるのか、足先に何かがぶつかるような感覚が伝わってきたが、御触手様は全く動じることなく、口をもぞもぞと動かし続けた。
「くそっ! 離せ! 離せ!」
 獣じみた生臭さに上半身を包まれながら、入鹿は手も足もやたらとばたつかせた。しかし、それらの全てが徒労に終わる。御触手様が口を大きく動かすたびに、胸から腰、腰から太ももへと、入鹿の全身が温かい感触に包まれていった。
 御触手様の感触が膝の辺りまで来た頃には、入鹿の頭は口中とは違う、細く引き締まった肉の感触に包まれていた。それが御触手様の喉の辺りなのだと理解し、恐怖の中で僅かに御触手様からはみ出している足先をばたつかせたが、やはり何の意味も無かった。
 そして御触手様がゴクリとひと際大きく喉を動かすと、入鹿の全身はズルリと飲み込まれていった。
「チェイストォ!」
「ぐろぅぅぉ!?」
 謎の衝撃とともに御触手様が大きく呻く。それと同時に入鹿の体が御触手様から吐き出された。
「ヤマメー! どうなのー!?」
「大丈夫なのですー。無事吐き出されたのですよー」
「あ……。俺……。助かっ……た?」
 全身を御触手様の唾液に包まれながら、入鹿は茫然と呟いた。
「全く! あの薬には食欲昂進作用があるから使っちゃだめだって言ったでしょう!」
「うー。ごめんなさい……」
 入鹿はそんな会話を耳の端で感じ取りながら、助かったという安堵からか、急激に意識を失っていった。

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