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喫茶ま・ろんど

TSFというやや特殊なジャンルのお話を書くのを主目的としたブログです。18禁ですのでご注意を。物語は全てフィクションですが、ノンフィクションだったら良いなぁと常に考えております。転載その他の二次利用を希望する方は、メールにてご相談ください。

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ゆでたまっ!四個目 京都湯煙変態事件2

「よく無事だったなぁ。彰」
「うぅ。清水の舞台から飛び降りると気持ちいい。っていうけどアレ嘘だよぅ。死ぬかと思った」
 ……言ったか? なんか微妙に違う気がするんだが……。


「というか彰さん、良く無事でしたわね。あの高さから落ちて無傷だなんて」
「うぅ。五点着地法をマスターしてて良かったよぅ」
 何者だ、お前は。
「まぁ、ともかく冷静になって何よりだ。いささか手遅れな感がしないでも無いが」
 なんと言っても人間一人が清水の舞台から飛び降りた訳だからな。すさまじい注目度だ。というかもうこれ、収拾がつけられんぞ。


「本日、以下三名を、ホテル待機に処す」

 ……まぁ、当然と言えば当然だろうな。あれ程の騒ぎを起こしたんだから。むしろこの程度で済んでよかったのかもしれん。
「というか、私は完全に二人のとばっちりのような気がするのですが……」
 あぁ、それは本当にゴメンなさい……。
「いえいえ、宜しいのですよ。あとでお返ししていただければ。ふふふ」
 ……貸しを作ってはいけない相手だったなぁ。
「具体的には、今身につけているシャツとトランクスをセットでいただければ構いませんわ。出来れば千五百メートルくらい全力疾走して頂いた後で」
 ……絶対に貸しを作ってはいけない相手だったなぁ。

 さて、反省文を書き終わったら自分の部屋で待機、か……。退屈だなぁ。
 どんどんっ。どんどんっ。
 自業自得とは言え、せっかくの京都が……。金閣寺とか三十三間堂とか楽しみにしてたんだけどなぁ。
 どんどんっ。どんどんっ。
 色々うまいものも自由時間に食ったり……。
 どんどんっ。どんどんっ。
 ……開けない方が良い気がするんだけどなぁ。絶対トラブルの足音だよ。このノック音。
 どんどんっ。どんどんっ。
 ……仕方ない。開けるか。
「あ、こ、耕也様! 良かった。無事だったんですね!」
 こ、小春さん?
「無事って何が?」
「詳しい話は後です! 窓は閉めてますか!?」
「え? いや、換気のために開けてるけど」
 なんだろう、小春さんがここまで取り乱すなんて。
「いけません! 今すぐ閉めて下さいまし! そうしないと……!」
 ばんっ!
「こーうーやーぁー!」
 彰!? 何故窓から!? ここは六階だぞ!?
「……っ! 遅かった! 耕也様、こっちへ!」
 なんだなんだ。何がおきてるんだ? さっぱり状況が把握できん。

「はぁ……。はぁ……。はぁ……。はぁ……。こ、ここまでくれば……」
 えーっと……。聞いた方が良い……んだろうなぁ。
「あの、えっと……何がどういう事?」
「はい。実は、彰さんが臨界点を突破されまして……」
 あぁ。大体分かりました。はい。
「解放されない欲求が溜まりまくっていた所に、ホテルで三人きり。それでクラスメイトにも見られる心配がないという事実が彰のタガをはずしてしまった。ってわけだね?」
「……耕也様、超能力でもお持ちなのですか?」
 いえ、付き合い長いだけなんで。
「ともかく、今の彰さまは解き放たれた性獣です! 捕まったら耕也様と言えども……!」
 確かに。今の彰には一瞬でも隙を見せられないな。
 最終的にはどうとでも出来るだろうが、仕留めるまでに確実に全裸ぐらいにはされてしまうだろう。
 いや、その程度で済めばマシかもしれない。
「さぁ、ここもいつまで安全か分かりませんわ。早く移動いたしましょう」
「待って」
 今は不用意に動く時じゃあない。彰の動きを読むんだ。

 ひたっ……。ひたっ……。ひたっ……。
「耕也ー。どこだーい? 匂いは近いんだけどなぁ……」
「彰さん……! いつの間にこんな近くに……っ!」
 やはり。不用意に動いていたらアウトだったな。
 武器――ゆで卵とニンジン、それに蜂蜜ボトルは――くそっ。全部部屋か。こうなると、ポケットに忍ばせてある○ヒだけが頼りだな。
 これだけではあまりに心もとないが、嘆いても仕方ない。皆がホテルに戻ってくるまで、なんとしても逃げ延びるしかないな。
「近いー。近いなぁ。耕也の匂いがどんどん濃くなってるよぅー。あの角辺りが怪しいなぁ」
 もうここは限界だな。隠れてやり過ごせる状況じゃあなさそうだ。
「こ、耕也様、このままでは見つかってしまいますわ、ど、どうすれば」
「小春さん。俺が彰の注意を引き付けるから、隙を突いて逃げるよ」
「え? 隙を? どうするのですか?」
「彰が興味を持ちそうな餌をばら撒くんだ」
「餌……でございますか?」
 そう。彰が確実に食いつくであろう餌を。つまり……これだ!
「彰!」
「耕也! 見つけたよぅー。さぁ、今すぐ舐めつくしてあげる!」
「見ろ! 後ろで耕也が裸踊りをしているぞ!」
「へ? こ、耕也様。幾らなんでもそれは……」
「耕也の裸踊り!? どこ!? どこ!?」
「……効いておりますわね」
 今の彰は理性の欠片も無いからな。欺くのはたやすい!
「さぁ、小春さん、早く!」
「あ、は、はい!」
 とはいえ闇雲に逃げる訳にはいかない。
 そう。策を講じなくては。
「小春さん、とりあえず部屋に戻ろう。あそこには武器がある」

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コメント


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|_-)))) コソコソ

ラブバーサーカー状態の彰、恐るべし。
しかも、彰の犬設定がこんなところで復活しようとは・・・

ニンジンと蜂蜜は分かるけど、ゆで卵は武器になるのか?
好物を与えて、ますますパワーアップしてしまうような気がする。
いや、きっとム○をたっぷり塗ったゆで卵を使うんだ。
そうに違いない・・・かも?

コメントなら書けるのに、ゆでたま書けない・・
だめだ・・・o( _ _ )o~† パタッ

月のない夜には気を付けろ! | URL | 2009-06-25(Thu)00:38 [編集]


>月のない夜には気を付けろ!さん
コメントありがとうございます。
ゆで卵……。
そういえば、どうやって武器として使うんでしょうねぇ(ぇ
「ほら。ゆで卵だぞ!」
とか言って投げれば、本能でそっちに走っていくんじゃないでしょうか(何
で、それを使うために下着を脱いでいる間に逃げる、と……。
うむ。なかなか良い武器じゃあないですか(何

私も書けないときは一週間以上文に手がつかない事もございます。
焦らずにじっくりと、あきらめない事が重要でございますよ♪

まろんど | URL | 2009-06-25(Thu)21:13 [編集]


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